中原文夫
平凡な生活者を突然襲う不幸の数々。苦悩に耐えた男には他者への無上の好意が膨らむが…善意が悪となり、傍目の不幸も幸せとなる、端無くも空転する人間関係の在り様を軽妙に描く。芥川賞候補作気鋭の作品集。