鹿島田真希
「あの人」を失ったことを誰にも言えぬまま保育園で働く「わたし」。恋愛の美しい記憶を反芻し、袖をぬらしながらも、同僚の和紙の方と酒宴にむかい、保育士仲間での恋愛の自慢話や噂話に興じる。「俗なる日常」のなかでの、魂の彷徨ー。